「正義とは?」正解のない問題を考える哲学書。 [本・まんが・CD・映画]
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
- 作者: マイケル・サンデル
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 単行本
1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか?
こんな難題に、アメリカの政治哲学の泰斗、マイケル・サンデルが挑む。本書『これからの「正義」の話をしよう』は、ハーバード大学の超人気講義「Justice(正義)」を基にした全米ベストセラーの翻訳。
丸善丸の内本店では、発売からわずか2週間で550冊を売り上げ、すでにNHK教育テレビで「ハーバード白熱教室」が放送されていることもあり、関心の高さをうかがわせる。
金融危機や経済格差、テロといったさまざまな問題を抱えている今日の世界において、冒頭のような正解のない(にもかかわらず決断を迫られる)問題に遭遇する場面は少なくない。ビジネスの現場においても同様だろう。
そんなとき、ベンサムの功利主義に則るならどう考えるのか、あるいはカントの道徳哲学を規範にするなら? そのほかに、アリストテレス、ロック、ロールズといった哲学者の考え方を紹介しながら、「正しいことをする」ために思考する方法を伝授する。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/hit/20100617/1032127/
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ほしい!
こーゆー本だいすきです。
だって、ぷうは正義・正論の人ですから。
「正しいことをする」ために思考する方法を伝授する、
なんて言われちゃうと、うずうずします。
でも、2415円と少々お高いんだよなぁー。
冒頭の質問は、どう答えよう?
哲学って正解がなくて、議論が楽しいからすきなんだけど、
殺すとか、そういうのは考えたくない。
6人とも助かる状況を一番に考えたい!
他にも問題があるのか、本屋さんでちらっと見てこようと思います。
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